官公庁/自治体向け 教育研修サービス
中央官庁・地方自治体向け教育研修サービス
デュープロセスコンサルティングでは,中央官庁や自治体などの行政組織に向けて,新規採用職員からマネジメント層に至るまで,さまざまな階層に向けた研修を実施してきました。コロナ禍においても人材育成の取り組みを停滞させることはできません。そこでオンライン研修という形で継続する支援をさせていただいています。
官公庁と民間企業では,組織目標や職務特性の違い,さらには指揮命令機能の重要性に違いがあります。コロナ禍では職場環境がさらに多様化しています。加えて,行政機関によっても研修ニーズは異なり,その違いは多岐にわたります。わたしたちは,長年の実績と丁寧なヒアリングをもとにその違いを理解し,それぞれの組織体のニーズに合わせた最適なソリューションをご提供しています。
すべての研修は,講義形式に偏らないワークショップ型のプログラム構成で進められ,ロールプレイ演習やケーススタディを通して,参加者が主体的かつ対話的に取り組めるよう工夫されています。これらはオンライン研修においても同様です。
わたしたちはこれからも,各種研修サービスをご提供することを通して,DX時代を迎え激しい変化に直面している行政環境を生き抜く人材の育成を支援してまいります。
研修テーマの一例
マネジメントスキル
部下の有無に関わりなく,現場の第一線で働くリーダーには,仕事や人をマネジメントする能力が不可欠です。マネジメントには成果を上げる組織運営や,資源の有効活用といった行動が伴います。人や組織や業務のマネジメントに関する原理原則を理解し実際の業務に活用できるよう,演習やグループワークを盛り込むことにより,実践的なマネジメント能力の基礎を据えます。 |
リーダーシップ開発
リーダーシップという語については多様な定義が存在しています。ここでは,組織やチームに対して健全な影響力を行使する,ミドルマネジメントに期待されているリーダシップについて学びます。具体的には,組織の上位目標を正しく理解し,チームに向けてビジョン化して共有すること,ビジョンの達成に向けてメンバーの人心を掌握し,パフォーマンスを引き上げること,適材適所のアサインメントを実施すること,これらに役立つスキルやマインドを強化します。 |
DX人材育成
日本においてDX推進は喫緊の課題です。DX(デジタル・トランスフォーメーション)とは単なるデジタル化ではなく,組織の競争力を高めるために,デジタル技術を活用してビジネスモデルや業務プロセスを変革する取り組みです。行政においては社会課題を解決することが目的と言えるでしょう。本研修では,デジタル技術やデータ活用の最新潮流を具体的なケースを通して学び,DXの本質への理解を深め,DX推進を担うマインドを醸成します。 |
ステークホルダーマネジメント
近年,行政が部外の関係機関との連携を強化する必要性がますます高まっています。良好な関係を構築・維持しつつ,互いの要望を理解し合わなければ,質の高いサービスを市民に提供することはできません。本研修では,それらのステークホルダーとの「あるべき関係性」を定義した上で,それを実現し,協働していくために必要なスキルを習得します。 |
フォロワーシップ
フォロワーとは,一般的にはリーダーに従う人やそれを補佐する人と理解されています。でもそれは,強いリーダーのトップダウンによる「指示を待つ人」ではなく,組織目標の達成のために主体的に考え,行動する能力(=フォロワーシップ)を持っている人のことを指しています。組織や上司の指針に対する貢献力(=行動力)と批判力(=発言力)の健全なバランスを身に着けることで,主体性や自律性を育みます。 |
コミュニケーション力
チーム内や他部署との関係など内部環境だけでなく,部外の関係機関との連携において欠かせないコミュニケーションのスキルを理解し,それを強化するための方法を学びます。表面的な情報取りではなく相手の真の考えを引き出すための質問力を習得すると共に,相手の声に耳を傾けることで相手を理解し,置かれている環境や抱えているニーズを正確に把握するための受容力や傾聴力を強化します。 |
相談対応・接遇
行政の使命を遂行することには,市民から寄せられる相談や苦情に真摯な対応をし,要望を解決し充足させることが含まれます。クレームへと発展させないために,現場の担当者には好感や安心感を与える対応力が不可欠です。実際のケースを想定したロールプレイを繰り返すことで,共感をベースにしたコミュニケーションの技法や,怒りをマネジメントする手法を学んでいきます。 |
調整力・コンフリクトマネジメント
組織の内外の個人や団体との強力な協調関係を構築するための手法を学びます。合意形成を進めていく過程では,時にステークホルダー間で意見や主張のコンフリクトが発生することもあり得ます。そのような時に,コンフリクトの要因を分析し,妥協や強制ではない協調的な解決へ導くための,実践的なコミュニケーション力を強化します。 |
ハラスメント防止
近年,ハラスメントに世間の関心が集まっています。ハラスメントにも様々な種類がありますが,特にパワー・ハラスメントの場合,部下への指導育成の一環なのか,それともパワー・ハラスメントに該当し得る言動なのか,明確な線引きが困難です。様々なケースを引き合いに出しながら,どのような言動がハラスメントとみなされるのかを考えます。さらには,ハラスメントの防止のために,日常的なコミュニケーションや業務管理における留意点についても学びます。 |
問題発見解決力
変化の激しい現代において,前例にとらわれることなく,問題の本質を見極め解決策を導き出す手法について学びます。具体的には,散在する情報の中から問題を的確にとらえ,原因を掘り下げて真因を特定し,「あるべき姿」を実現するため取り組むべき課題を明確にし,解決するための手段と方法を検討する一連のプロセスを,演習やケーススタディを通して学ぶことにより,実践的な能力を身に着けます。 |
PAGE TOP ▲